2008年09月20日

事故米事件について

事故米の問題が世間を騒がせています。工業用の米を食用に転用していた〇〇フーズですが。

JAにいた人間として、農家と接してきた人間としてですが、農家は生産調整といって米価の下落を防ぐために米を作る面積を減らして主食用の米の量を減らしているんです。

ほんとはもっと作りたい。

作れる農地は持っているのに、国に作る量を管理されてしまっているんです。
確かに供給過多の稲作です。食の欧米化によりパン食や麺食が当たり前となってきており、なおかつおかず中心の生活習慣。30年前から比べれば1人あたりの1年間の米の消費量は半分になっていると言われています。

だから辛い思いをして農家は米の生産量を減らしてるんです。米価を守るために。
なのに工業用の米を主食用に使われて安い価格で流通させる。ゆるせません。
なんのために農家は生産調整をしてるんですか!

こんなことだから、米価があがらないんです。農家は辛い思いばかりしなければならないんです。

農林水産省も問題です。農家には生産調整しろと言っておきながら、自分たちがしてないんだから!

菜でしこでももっとお米の良さを伝えていかねば!!
農家が報われない。



Posted by 菜でしこ at 10:12│Comments(0)
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